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サトウキビの栽培学ぶ 地区振興協議会 南北大東島から講師招き

立ち見が出るほど多くの生産者が参加した八重山地区さとうきび生産振興協議会の講演会=22日午後、大浜公民館

 「さとうきびの日」の関連行事として八重山地区さとうきび生産振興協議会(会長・松川英樹市農政経済課長)が主催する講演会が22日、大浜公民館で開催され、生産農家や製糖関係者らが参加した。先進事例として南北大東島から2人を講師として招き、サトウキビの栽培方法などについて学んだ。

 北大東製糖㈱統括本部長の大城満氏は「北大東村におけるさとうきび増産に向けた取り組み」をテーマにサトウキビ生産をとりまく環境や近年の生産状況、助成事業の効果などを紹介した。

 沖縄県さとうきび生産法人連絡協議会長の金川均氏は「高単収・多回株出し栽培技術とスマート地中灌水法の紹介」を演題に株出し9回でも高単収が維持できていることを説明。新植前の緑肥栽培による有機物の増加や根粒菌による窒素固定の重要性を強調。「土づくりは自分の努力でできるので一生懸命やってほしい」と呼びかけた。

 スマート地中灌水法の実証実験では、無灌水、気象データを活用した地表灌水と地中灌水、生産者管理による地中灌水を実施。気象データに基づいた地中灌水がもっともよい成績だったことなどが報告された。

 質疑応答では、会場から「ハーベスターで刈り取っても3回。4回と収穫できるのはなぜか」「施肥の量や回数のバランス、農薬や除草剤のタイミング」「南大東は夏植えより春植えが多い理由」「石垣は2~3年で株出しの収量が下がるが、8~9年も利用可能な管理方法」などの質問があった。

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