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宇部日報社

市内タクシー業界、運転手不足で切迫【宇部】

コロナ禍で減、復職少なく

 新型コロナが5類感染症へと移行し、にぎわいが戻りつつある中、2次交通の一角を担うタクシー業界では、ドライバー不足の問題を抱えている。宇部市内でもコロナ禍で利用客が減少し、離職者が相次いだことで、週末の繁忙期を中心に手配が追い付かない事態が発生している。

 市内にはタクシー会社が10社あり、ドライバーの平均年齢は61歳。観光需要の低迷や外食の自粛で3年間は収入減が続き、感染を恐れた高齢ドライバーの退職が後を絶たなかったという。

 売り上げはコロナ禍前の2019年と比べて85%にまで回復。需要が増える中でも復職者は少なく、30%減となっている。

 昨年5月に道路交通法が一部改正され、タクシードライバーに必要な普通2種免許の年齢要件が21歳以上から19歳以上に引き下げれた。若年層の新規参入を見込んだが、思うように増えていないのが現状だ。休日取得問題など働きやすい環境づくりがカギとなっている。

 宇部タクシー協会(福島真一会長)は国土交通省が20年度に設けた「働きやすい職場認証制度」の導入を視野に入れ、職場環境の改善に努めている。自動車運送事業者の取り組みを「見える化」することで、加盟各社の人材確保の取り組みを後押しする。

 一方でドライバーの減少により、1人当たりの売り上げが伸びるプラスな面もある。歩合制のため、中には高賃金のドライバーもいるという。

 宇部構内タクシーの社長も務める福島会長は「ドライバーが働きやすい環境に重きを置いている。運転手は〝運を転じる〟担い手である。何気ない一言でいい影響を与えることができる魅力的な職業」と話した。

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