全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

北羽新報社

八峰町峰浜で特産ナシ収穫始まる

和ナシの主力品種「幸水」の収穫が行われている(八峰町峰浜水沢で)

 八峰町峰浜地域で特産のナシの収穫が始まった。春の高温により開花が早まったことで生育も進み、平年より1週間ほど早く収穫が始まった。農家は夏場の高温・少雨にかん水などで対応し、もぎ取り作業に追われている。直売所も開設され、のぼり旗をはためかせて秋の味覚をアピールしている。
 同町峰浜地域は県内有数のナシの産地として知られる。収穫期は国道101号沿いなどに直売所が設けられ、旬の味を買い求める人でにぎわう。
 県山本地域振興局農業振興普及課によると、3月の高温で生育が進み、収穫期も早まった。4月の霜害で実の数こそ少ないが、夏場の高温・少雨には農家がかん水に汗を流して対応したという。
 県が行っている8月1日現在の定点観測では、幸水の横径は平年比109%で、同課の担当者は「農家の方々が頑張って残った実を育ててくれた」と話す。実に袋を掛けることで高温による日焼けを防いだとみている。
 一方、峰浜地域の農家の中には、ひょうで実が傷ついたほか「収量は例年の6~7割くらい」と話す人もいる。小玉傾向だったり、熟すのが早い実もあるという。
 同町峰浜水沢の笠原新光園(笠原昭男園主)では、平年より約1週間早い今月23日に主力品種「幸水」の収穫をスタート。厳しい暑さの中、約1㌶の果樹園でもぎ取り作業に精を出している。
 笠原さん(75)は「例年より収穫量は少ないが、7月から連日かん水を行い、甘くておいしい実に成長した」と話し、糖度は上々だという。
 幸水の後は「豊水」「あきづき」「かほり」と品種を変えながらリレーして収穫する。
 峰浜果樹組合の木藤直組合長(71)は「春の高温に始まり、夏場の高温、少雨と大変な状況が続いたが、それぞれの農家が一生懸命に育ててくれた」と話した。

関連記事

長野日報社

災害への備え再確認 防災拠点巡るウオーキング JOCA駒ケ根

 JOCA(青年海外協力協会、本部・長野県駒ケ根市)駒ケ根は11日、同市中心部の防災拠点などを巡って、能登半島地震被災地にエールを送るウオーキングイベント「ゴッチャ!ウオーク」を開いた。子どもか...

Bリーグ・CS フェニックスが豊橋で広島と激突

 バスケットボールBリーグの年間王者を決める「日本生命チャンピオンシップ(CS)」準々決勝の第1戦が11日、「豊橋市総合体育館」であった。中地区1位の三遠ネオフェニックスは、ワイルドカード枠の広島ド...

母の日に最高のプレゼント

 第32回素敵なお母さんの図画コンクール(八重山毎日新聞社主催)の表彰式が11日、石垣市民会館中ホールで行われ、同日付の本紙で掲載・発表された最優秀賞3点を含む入賞作35点を描いた子どもたちに賞状が授...

釧路新聞社

阿寒湖温泉でカムイルミナ開幕【釧路市】

 夜の森を舞台とした、釧路市阿寒湖温泉の自然体験型観光コンテンツ「阿寒湖の森ナイトウォークKAMUYLUMINA(カムイルミナ)」(阿寒アドベンチャーツーリズム主催)の2024年シーズンが11日、...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク