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地球接近「NEO」か 高校生が新天体候補発見 美ら星研究探検隊 八重高・松本さんの班

研究成果を発表するむりかぶし班の8人(奥)。地球接近天体候補を含む新天体候補三つを発見したと報告する=23日夕、県立石垣青少年の家

 地元2人を含む県内外23人の高校生が参加して開催された美ら星研究探検隊(自然科学研究機構国立天文台主催)は23日夕、県立石垣青少年の家で2泊3日間の研究成果を発表した。石垣島天文台の口径105㌢むりかぶし望遠鏡で小惑星を探索したむりかぶし班(8人)が新天体候補を三つ発見し、うち一つは地球接近天体(NEO)候補だった。NEO候補の発見は極めて珍しく、専門機関が継続観測してNEOかどうか確認する。

 地球に接近する小惑星の探索・監視を行っている日本スペースガード協会の浦川聖太郎主任研究員は「NEO候補の発見は珍しく、僕自身16年ぶり2回目。すごい成果だ。見つかるとは思わなかった」と驚いた。今後の追観測に同協会も協力する。石垣島天文台の花山秀和講師も「協会がフォローアップしてくれるので心強い」と期待した。

 発表によると、八つの惑星と小惑星などの小天体で構成される天体グループの太陽系は微惑星の衝突合体でできたため、微惑星の残りの小惑星を調べることで初期の太陽系を解明できると研究を行った。その結果、移動している天体は小惑星の可能性が高いとして研究し、新天体候補の発見に成功した。

 同班は新天体候補を発見できた理由に▽天気が特によかった▽大気の乱れが少なく、暗い星を検出しやすかった▽追観測が素早く十分にできた▽画像を重ね合わせる手法が効果を発揮した▽小惑星の向きが良かった▽運がよかった―ことなどを挙げた。

 メンバーの1人、松本蒼生さん(八重山高校3年)は「一般人がなかなか関われない研究を身近に体験でき、しかも新天体候補の発見に携わることができた、将来は研究職を視野に入れており、今回の貴重な体験を人生に生かしていきたい」と充実した表情を見せた。

 同班のほかVERA石垣島観測局の口径20㍍電波望遠鏡を用いて3班も成果を発表した。「水メーザー天体」を探索し、新発見には至らなかったが、「同じ目的を持つ仲間と行動する経験は非常に有意義だった」「専門家と全国各地の仲間と研究できたことが刺激になった」などと振り返った。

 閉講式では、探検隊の責任者を務める国立天文台水沢VLBI観測所・総合研究大学院大学准教授の廣田朋也氏から参加者に「未来博士号」が授与された。

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