全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

新千歳にユニバーサル観光センター開設 車いす貸し出し有料に

障害者や高齢者、小さな子ども連れなどの道内観光をサポートしようと、一般社団法人日本UD観光協会(札幌市)が9月24日まで、新千歳空港で観光相談窓口「北海道ユニバーサル観光センター」を開設している。車いすやベビーカーを貸し出す3年目の実証事業で、昨年までは無料レンタルだったが、来年度以降の事業化を見据えて有料にし、ニーズの把握に努めている。

観光センターを期間限定でオープン

 窓口は国内線ターミナルビル1階、到着出口1番と2番の間の通路窓側約20平方メートルで、7月25日にオープンした。バリアフリーに対応した道内の観光体験や宿泊施設などを紹介する広告物、有料レンタル用の車いすやベビーカーなどを並べた。車いすは手動、電動の両タイプを用意し、次世代モビリティ(移動手段)として注目されるWHILL(ウィル)も2台用意した。

 同協会は、2021年に同ビル直結のJR新千歳空港駅構内で、22年に同ビル1階で、それぞれ夏に案内所開設の実証事業を展開。昨年は61日間の開設で、問い合わせは865件あり、貸し出しは車いすが26件、ベビーカーが41件の利用。同協会は「認知が不足している中で利用があった」と成果を強調する。

 今年は車いす、ベビーカーの台数、機種を増やす一方、昨年までの無料から有料に改めた。常設化、事業化に向けた実証実験を兼ねており、同協会は「有償でどこまでできるか取り組みたい」と説明しつつ「昨年利用した方から事前予約も入っている。誰もが安心、安全、快適に観光できるお手伝いができたら」と話している。

 案内所は期間中、無休で午前9時半~午後4時半。相談は無料。貸し出しは1日1000円から、WHILLは同4000円。問い合わせは同センター 携帯電話080(9614)8733。

関連記事

長野日報社

災害への備え再確認 防災拠点巡るウオーキング JOCA駒ケ根

 JOCA(青年海外協力協会、本部・長野県駒ケ根市)駒ケ根は11日、同市中心部の防災拠点などを巡って、能登半島地震被災地にエールを送るウオーキングイベント「ゴッチャ!ウオーク」を開いた。子どもか...

Bリーグ・CS フェニックスが豊橋で広島と激突

 バスケットボールBリーグの年間王者を決める「日本生命チャンピオンシップ(CS)」準々決勝の第1戦が11日、「豊橋市総合体育館」であった。中地区1位の三遠ネオフェニックスは、ワイルドカード枠の広島ド...

母の日に最高のプレゼント

 第32回素敵なお母さんの図画コンクール(八重山毎日新聞社主催)の表彰式が11日、石垣市民会館中ホールで行われ、同日付の本紙で掲載・発表された最優秀賞3点を含む入賞作35点を描いた子どもたちに賞状が授...

釧路新聞社

阿寒湖温泉でカムイルミナ開幕【釧路市】

 夜の森を舞台とした、釧路市阿寒湖温泉の自然体験型観光コンテンツ「阿寒湖の森ナイトウォークKAMUYLUMINA(カムイルミナ)」(阿寒アドベンチャーツーリズム主催)の2024年シーズンが11日、...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク