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「氷都」苫小牧の魅力伝える 高校生がPV制作に挑戦

苫小牧の魅力を伝えるプロモーション映像(PV)の制作に、市内の高校生が挑戦している。「氷都」を象徴するアイスホッケーを題材に決め、地元のレッドイーグルス北海道に密着した。現在は編集作業に入り、今月末の完成を目指している。

イーグルスの練習風景を撮影する佐藤さん

 制作しているのは市内在住の高校生で、通信制のクラーク記念国際高校2年の佐藤心々奈さん(16)ら5人。美園町の制作デザイン会社「城岡プロモーション」(城岡崇宏代表)が初めて企画した高校生の映像制作プロジェクトに応募し、4月からスタートした。

 2年前にイーグルスの試合を見て大ファンになった佐藤さんが、スタッフの公式SNS(インターネット交流サイト)にメッセージを送り、「アイスホッケーをやらない人にも勇気を与える動画にしたい」と撮影交渉。チームが快諾した。

 撮影は7月、業務用のカメラや機材を使って佐藤さんが担当した。ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ(北栄町)で選手たちが氷上を駆け、パックをさばく激しい動きや、通常は非公開の室内練習場(表町)でのウエイトトレーニングに追った。練習後には武部太輝、井上光明、相木隼斗の3選手へのインタビューも収めた。「プロになるために頑張ったことやつらかったことは」「今後の目標や視聴者に向けてのメッセージを」―とマイクを向ける佐藤さんに、選手たちも丁寧に答えた。

 同チームが高校生のPV制作に協力するのは初めてで、太田憲吾マネジャーは「若い人にもっとホッケーに触れてほしいと考えていた。アイスホッケーの人気を高めるためにも高校生にヒントをもらえたら」と話す。

 佐藤さんは中学生の頃からスマートフォンを使った動画編集が趣味で、「本物の機材を使えるのが面白そうだった」とプロジェクトに応募した。「大好きなイーグルスの取材ができてうれしかった。試合を見に行きたいと思ってもらえるような動画にしたい」と意気込む。

 PVは3分ほどに編集し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する予定。城岡代表は「高校生自らプロに連絡を取り、撮影やインタビューにも積極的に取り組んだ。いいものができると思う」と期待している。

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