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宇部日報社

中学生市議会に市内6校から14人 多様なアイデア提案【山陽小野田】

一般質問をする中学生(市役所で)

山陽小野田市ふるさとづくり協議会(大本章男会長)主催の「中学生市議会」が3日、市役所の議場で開かれた。市内6校の3年生14人が議員となり、観光の魅力発信や防災、環境美化などに関する質問や要望を市執行部に投げ掛けた。

 自立心や思考力の向上、郷土愛を高めることを目的に、今年で4回目の開催。各校2人ずつの12人が一般質問に立ち、竜王の山縣千種さんと厚狭の厚見唯人君が交代で議長を務めた。質問内容は、あらかじめ学校ごとに話し合って決めていた。

 小野田の河本芽郁さんと山田さくらさんは、生徒会が取り組む清掃活動での気付きを基に、まちじゅうにコスモスを咲かせることで環境美化の意識向上と、市の魅力づくりになるのではないかと提案した。

 岩佐清彦市民部長は「中学生がボランティア清掃を行う際には、道具の貸し出しやごみ袋を提供する」、長友義彦教育長は「花いっぱい運動として花の苗を配布する際に、希望者にコスモスの種を配布できるよう検討する」とそれぞれ答えた。

 質問後、河本さんは「ごみ袋を提供してもらえるという答弁がもらえてうれしい」と手応えを感じた。山田さんは「めったにない機会で緊張したが、丁寧に答えてもらえてほっとした」と表情を緩ませた。

 この他にも給食の食べ残し対策として提供量の削減、ゴルフ場を活用したイベントの開催、旧津布田小を活用したマーケット開催など多様なアイデアが提案された。自然災害の多い厚狭地区での対策を聞く場面もあった。

 髙松秀樹議長は「全体的によくできた質問だった」と講評。藤田剛二市長は「執行部は通常の市議会と同じ熱量で答弁した。市政に反映させたい」と前向きな検討を約束した。

 同協議会の大本会長は「質問を考える瞬間から中学生市議会は始まっていた。今回の経験を糧に、将来は地域について考えるリーダーになってほしい」と呼び掛けた。

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