帯広で大正だいこん収穫始まる 「この10年で一番の出来」

大正地区で始まったダイコンの収穫作業(帯広市以平町で)
JA帯広大正(森和裕組合長)の特産「大正だいこん」の収穫が始まった。大正地区は道内有数の生産地で、みずみずしいダイコンが専用の機械で次々と引き抜かれている。収穫は10月上旬ごろまで。
大正地区は今年、24戸が約260ヘクタールでダイコンを栽培する。同JAでは「大正メークイン」「大正長いも」とともに「大正野菜3兄弟」として主力となっている。
種まきから約2カ月がたち、6月下旬から7月末まで収穫するものは春ダイコンと呼ばれる。収穫は26日に始まった。15ヘクタールで作付けする川岸農場(市以平町)では27日午前、家族や作業者ら10人ほどが大型の収穫機に乗り、引き抜いたダイコンを選別してコンテナに手際よく積み込んでいた。川岸祐貴代表(40)は「4月にやや寒く、6月も干ばつ気味だったが、形や肌つやが良く、この10年で一番の出来。おいしいダイコンをぜひ食べてほしい」と話した。
今年の収穫量は約1万2000トンを予定。全国に出荷され、特に関西方面が多い。
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