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宇部日報社

コロナ5類移行から1カ月、化粧品の売り上げアップ【山口】

売れ筋商品を紹介する店員(ビューティーアンドヘルスわたなべで)

 新型コロナウイルスが感染症法上で季節性インフルエンザと同等の5類に引き下げられて1カ月がたった。山口市の中心商店街では、着用が個人判断に委ねられているマスクの需要はやや下降気味。顔を見せる機会が増えたことから化粧品や日焼け止めの売り上げが伸び始めている。

 米屋町のドラッグストア「クスリ岩崎チェーン」山口米屋町店(礒部泰洋店長)では、アルコール消毒液はあまり売れなくなってきた。マスク購入もやや減ってきたものの、予想していたよりは5類移行の影響は少ないという。

 外出機会の増加と暑くなってきたことで、化粧品と日焼け止めクリームの需要が増えてきた。礒部店長(47)は「マスクの売り上げは激減というほどではない。出掛ける人が増えて、紫外線予防の商品が徐々に売れてきている」と話す。

 中市町の化粧品店「ビューティーアンドヘルスわたなべ」では、全体的に好調な売れ行きを見せている。特にファンデーション、頬紅、口紅などメーキャップ商品の5月の売り上げは、昨年同月の1・5倍。売れ筋は3000~5000円で、各メーカーがアフターコロナを見据えた新商品を展開していることも一因という。

 店内では感染を避けるため、客に商品の試用は手の甲でお願いしていたが、店員が客の顔にメークを施して試せるようになったことが購買意欲を後押ししている。外出機会が増えた客からのメークに関する相談も増えてきた。

 同店を経営する「わたなべ」の金原史直社長(59)は「昨年と比べるとかなり需要は戻ってきた。夏になると汗に強い仕上げ用のフェースパウダーがさらに売り上げを伸ばすのではないか」と期待する。

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