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子ら190人、一斉に高台へ 与那国で小中幼保合同 津波想定し避難訓練

途中で合流した保育園児らを抱え高台へ急ぐ中学生ら=16日、祖納浦野台付近

 【与那国】与那国小学校(入松川浩校長・児童56人)、与那国中学校(東濱一郎校長・生徒36人)の児童生徒と幼稚園、隣接する町立そない保育園児らが16日、地震、津波に対する合同避難訓練を行い合わせて190人余が安全な避難経路を確認し合った。  訓練は午前の授業中に地震が発生し、津波が襲来するとの想定で行われた。初期行動後、グラウンドに出て指定された高台へ駆け込んだ。坂道を避難する途中、高学年は頭巾をかぶった幼稚園児らの手を引き、中学生は合流した保育園児らを抱えて小走りした。  避難道路沿いの工事現場の人たちも訓練を見守った。教諭らは「全員が予想通りに行動できた」と話した。保育所は津波警報受信後、子どもたちを職員間で協議した通り車に分乗して指定場所に避難。緊急時の際の事前協議が生かされた。  入松川校長は「中学3年生が生まれてきょうまでの15年間、町内で大小103回の地震が発生している。この訓練が島外(旅行の際)でも生かせるよう意識して」と述べた。  指導助言した町防災担当の田島政之さんは全体講評で「津波の速さは猛スピードで走る車同様に速いので常に避難場所を考えておくことが大事」と機敏な避難を促した。    (田頭政英通信員)

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