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宇部日報社

春の花壇コン、市長賞にテクノUMG 通算6回目【宇部】

土作りから挑戦、社名変更

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞にプラスチック製造業のテクノUMG(山脇一公社長)が輝いた。新しい花壇での土作りに苦戦しながらも発色よく仕上げており、独創的な色使いなどが評価された。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市長)主催。(2面に入賞団体)

 今回は小・中・高校の部に40団体、基本の部に100団体、自由の部に22団体・個人が参加。予備審査が免除される花づくりの達人の部には、テクノUMGなど9団体がエントリーした。本審査は18、19日にあり、同委員会のメンバーら9人が予備審査を通過した25カ所の花壇を回り、花の美しさやデザイン性をチェックした。

 花づくりの達人の部では、ビビットにしうべが宇部商工会議所賞、東岐波福祉委員会が宇部日報社賞、東岐波の花園自治会が宇部小野田造園業組合賞を受賞。小・中・高校の部は厚東小、基本の部は東岐波の古殿1自治会、自由の部は恩田クラブが最優秀賞に輝いた。

 テクノUMGが市長賞を受賞するのは、昨春以来で通算6回目。花壇は宇部事業所(沖宇部)にあり、工場全般の美化を担う宇部総合サービスの7人が管理している。全12カ所で総面積は115平方㍍。市が事前に配布したビオラ、キンセンカ、ワスレナグサ、ノースポールの他、ポットで種から育てたアリッサムなどを用い、色合いのバランスにこだわって配置した。

 昨年8月に完成した新社屋の新しい花壇では、土作りに苦戦。昨秋のコンクールは間に合わず、参加を見送り、改良を重ねた。花壇の総面積もこれまでより40平方㍍増えており、花がら摘みなどの作業に手を取られたという。工場内の花壇では紫のビオラで社名の一部を取った「TUM」の文字を表現。周囲に植えたオレンジのキンセンカとの鮮やかなコントラストで、存在感を放っている。

 11年にわたって花壇作りに取り組み、中心となって管理する国広孝司さん(72)は「苦労して一から作った花壇で市長賞を頂き、今までで一番うれしい」と満足そうに語った。同社宇部総務労務グループの古谷成章さん(42)は「美しい花壇を作っていただき感謝。従業員の気持ちを癒やすとともに、美化意識にもつながっている」と話した。

 審査に当たった同委員会緑化推進部会の山本素子部会長(宇部西高教諭)は「今回は全体的にレベルが高かった。花の色が濃く、一株一株が伸びやかに育っていた」と講評。テクノUMGについては「新しい花壇の色使いが独創的で、インパクトがあった。土の水はけも良さそう。植物の特性をよく理解し、上手に育てていた」と評価した。

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