「とかちむら」に設置された冷凍パンの自動販売機をPRする葛西店長
片原商店(上士幌町、星憲一社長)が営むパン店「トカトカ」は、帯広競馬場内のとかちむら(市西13南8)に冷凍パンの自動販売機を設置した。十勝ナイタイ和牛を使ったカレーパン(350円)など約10種のパンを販売している。
同社では、コロナ禍で非対面式販売の需要が増えているとみて、近年数を増やしている冷凍自販機の設置を決め、9月に上士幌町の工場に急速冷凍機を導入した。
急速冷凍することでパン中に水分を保つため、解凍時に焼きたてのようなふんわりとした食感が楽しめるという。
競馬場にちなみ、「幸せを呼ぶ馬蹄デニッシュ」(2個200円)も同自販機限定で販売している。トカトカ帯広やよい通り店の葛西佑輔店長(29)は「パンと言えば焼きたてのイメージが強いと思うが、この冷凍パンもおいしいので、ぜひ試してみて」と話した。自販機は11月21日から稼働。同社の冷凍パン自販機は、足寄町の宿泊施設陵雲荘KOYA.lab(コヤラボ)に続いて2カ所目。
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