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紀伊民報社

巫女の舞、優美に 須賀神社で神前神事

巫女の舞を奉納する上南部中学校の3年生3人(和歌山県みなべ町西本庄で)

 和歌山県みなべ町西本庄の須賀神社(前芝弘知宮司)で9日、秋祭りの神前神事が営まれた。新型コロナウイルスの影響により規模を縮小し、3年連続で競(くらべ)馬行事や獅子舞の奉納はしなかった。巫女(みこ)の舞は昨年に続き奉納した。
 巫女の舞は地元の上南部中学校3年の人目茉柚さん(14)、前田和可奈さん(15)、松本彩佳さん(14)が務めた。昨年、2年ぶりに再開したものの、新型コロナにより人数制限し、通常なら中学生全学年を対象に希望者を募るところを3年だけに絞ったために1人だった。今年は3人に増えた。
 神事には神社の責任役員や地区の総代、やぶさめ会や奉賛会の代表ら計22人が参列。初めに本殿前で、巫女3人が優美に舞った。
 続いて前芝宮司が祝詞を上げ、参列者全員が順番に玉串をささげ、豊作や地域の発展を祈った。長引く新型コロナの早期終息も祈願した。各地区の代表には、地域のお守りと特別御幣が授けられた。
 秋祭りは県無形民俗文化財に指定されており、前芝宮司は「新型コロナは最初に比べれば収まりつつあるが、まだまだ続いている。文化財を継承するためにも今年こそはと思っていたが、縮小の形となった。来年には盛大に開ければと思う」、秋祭り保存会の硲恭弘会長(77)も「3年続いて神前式のみとなり残念。忘れられてしまわないか心配になる」と話していた。

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