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LCC・スクート、直行便を就航 新千歳―シンガポール

新千歳―シンガポールの直行便就航を発表したスクートの坪川日本・韓国支社長(右)と高橋知事=1日午後1時40分ごろ、道庁

 シンガポールの格安航空会社(LCC)、スクートは1日、道庁で道と共同記者会見を開き、11月3日~来年2月11日に新千歳―シンガポールの直行便を就航させると発表した。期間中の当初1カ月は週1往復で、12月3日からは週2往復で運航する。同社では既に昨年10月1日から台北経由で新千歳―シンガポールを週3往復しており、今回の直行便を加えて週5往復に拡大する。  同社の坪川成樹日本・韓国支社長と高橋はるみ知事が会見し、直行便就航の狙いと経緯を説明した。  同社によると、直行便は冬季限定で金曜・日曜日に運航。新千歳の出発時間は共に午後3時40分で、シンガポールの到着時間(現地時間)は午後11時10分。シンガポールの出発時間は金曜が午前5時45分、日曜が午前6時10分で、新千歳の到着時間は金曜、日曜共に午後2時10分。機材はボーイング787―9型機を使用し、座席数は375席。台北経由便に比べ、直行便は約3時間短縮されるという。  坪川支社長は昨年10月から直行便を検討してきたことを明かし、週3往復(火曜、木曜、土曜日)で運航している既存の台北経由便について「8月末現在で約4万人のお客さまを運び、平均搭乗率は85・9%。商業的にも十分に耐えられる路線に育っている」と強調。今回の直行便の就航で「木、金、土、日と週末に重みを置いたスケジュールも組める」と利点を挙げた。  さらに今年7月に同じシンガポール航空傘下LCCのタイガーエアと合併したことも説明。直行便就航で「シンガポールだけではなく東南アジアやオーストラリアなどスクートの幅広いネットワークの接続が可能になる」と指摘し、「北海道民の方も寒い時期に、暖かいシンガポールへの旅行に活用してほしい」と話した。  8月10日にシンガポールのスクート本社を訪問し直行便の誘致活動を展開してきた高橋知事は「本当にうれしく、ありがたく思う」と語り、「人と人との交流だけでなく、物流、貨物面でも利便性が高まる」と期待感を示した。  同社では直行便開設記念航空券を4日午前11時から6日午後11時59分まで、スペシャル価格として片道9900円(税込み)で販売する。

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