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3年ぶり「集落の日」 星のや竹富島10周年 島民招き今までの感謝

鏡開きで開業10周年を祝う(右から)前本隆一さん、片岡順平総支配人、上勢頭篤理事長=1日午前、星のや竹富島

 2012年6月1日の開業から10周年を迎えた「星のや竹富島」(片岡順平総支配人)で1日、島民へ感謝の思いを伝える「集落の日」が3年ぶりに開催された。島民をホテルに招き施設見学やサービスを体験してもらい、これまでの感謝の気持ちを伝えた。

 集落の日は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2019年以降、実施されていなかった。今回の催しは、6月末まで計5回に分けて島民約80人を招待する。

 10周年記念セレモニーでは、星のや竹富島へ島に伝わる伝統的な作物や薬草栽培の方法を教えた前本隆一さん、2021年3月に同ホテルと「パートナーシップ協定」を結んだ一般財団法人竹富島地域自然資産財団の上勢頭篤理事長に感謝状が贈られた。

 施設ツアーで島民らは、島に伝わる伝統的な作物を栽培する「命草の畑」、海水から淡水を作りだす装置「海水淡水化熱源給湯ヒートポンプユニット」の紹介を担当者から受けた。

 淡水化した飲料水で作ったオリジナル泡盛で10周年記念の鏡開きを行い、例年好評の島民ランチも堪能した。

 片岡総支配人は「島の皆さまと関わりがあってこその星のや竹富島。現在、島では竹富島財団が島の自然や集落景観を次世代に残す活動をしている。私たちも島の自然や文化などについてもう一度理解し、何ができるか一緒に考えて、観光と自然文化が楽しめることを企画したい」と抱負を述べた。

 参加した50代男性は「もし島が孤立した場合、淡水化装置は活躍すると思うのでとてもありがたい。10周年おめでとうございます」と祝福した。

命草の畑を見て回る島民ら=1日午後、星のや竹富島

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