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紀伊民報社

しらす自販機登場 地元産を24時間販売

しらすの自動販売機をアピールする増田文彦さん(和歌山県田辺市磯間で)

 和歌山県田辺市磯間の海産物製造販売「増富」が、店先にしらすの自動販売機を設置した。すぐ目の前の海で水揚げしたしらすが、24時間いつでも購入できる。店主の増田文彦さん(44)は「極上の磯間産しらすを多くの人に味わってほしい」と話している。

 磯間産のしらすは、広げた網をほとんど人間の力だけでゆっくりと引き上げて漁獲する伝統的な漁法で、鮮度が高いことで知られる。水揚げ量は年により変動があるが、20年前と比べると大幅に減少しているという。
 増田さんは「しらすはシーズンが限られる。水揚げ量も日によって異なり、店頭で販売する生しらすや釜揚げしらすは、1~2週間待ちになることも多い。自販機のしらすは水揚げ後すぐに急速冷凍している。年間を通じて販売できるのが強み」と話す。
 増富ではオンライン販売に力を入れている。自販機で販売するしらすのパッケージには、オンラインストアやインスタグラム、公式ラインのQRコードを表示。インスタグラムではしらす料理のレシピも紹介している。
 「自販機はこれまでと異なる客層にも磯間産しらすを知ってもらうための入り口。まだまだ知られていない魅力を全国に発信し、ブランド価値を高めたい」と意気込んでいる。
 自販機で購入できるしらすは5種類(いずれも100グラム×2)。「生」「釜揚げ」とも磯間産が1500円、その他産が千円。つくだ煮は千円。

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