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荘内日報社

ひな菓子作り最盛期 鶴岡の伝統継ぎ見事な和菓子次々と

 桃の節句(3月3日)におひなさまに供える鶴岡伝統のひな菓子作りが、市内の菓子店で最盛期を迎えている。

鯛やサクランボを形作った色とりどりの練り切りを箱に並べていった=24日、木村屋

 鶴岡には古くから「北前船」の中継港として栄えた加茂港から、京や江戸の文化が入ってきたといわれ、「鶴岡雛(ひな)菓子」も双方の流れをくんで育まれてきた。ひな菓子は全国的にはひし餅やあられが一般的だが、鶴岡では白あんに求肥(ぎゅうひ)などを混ぜて練った「練り切り」に色をつけ、鯛(たい)やタケノコ、ミカン、サクランボなどの形に仕上げた和菓子を供えてきた。

 木村屋(吉野隆一社長)のファクトリーストア工場(同市覚岸寺)では職人たちが鯛や桃などの縁起物に加え、鶴岡の在来作物である外内島キュウリや温海かぶなど14種類の菓子を作り、麻の葉模様の化粧箱に並べていった。吉野社長は「お子さんの健やかな成長を願い、丁寧に作っている。見て美しく、食べておいしい鶴岡のお雛菓子を楽しんでほしい」と話していた。

 同社ではオンラインショップからの注文も含め、3月2日まで約5200箱の雛菓子を作る。また、鶴岡では一般的な4月のひな祭りに合わせ、3月中旬からも販売する。

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