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「サウナ飯」は「ロウリュチキン」 十勝協議会開発4月から提供へ

十勝発のサウナ飯「ロウリュチキン」をお披露目した(左から)浜田シェフ、後藤会長

 サウナによる地域振興に取り組む「十勝サウナ協議会」(後藤陽介会長)は、サウナ後に食べる「サウナ飯」として、「ロウリュチキン」を開発した。十勝産の丸鶏を煮て、塩で味付けしたサムゲタン風の料理。4月から、同協議会の会員ホテルなどで提供する予定で、十勝を代表するグルメを目指している。

 サウナ飯は全国各地のサウナ施設で作られているが、同協議会によると、「地域共通のサウナ飯を作るのは日本初の試み」という。

 開発は、世界を回り、和牛ブランドを広めている「WAGYUMAFIA(ワギュウマフィア)」(東京)の浜田寿人オーナーシェフが協力。サウナで汗を流し、リラックスした状態の体に合った、ヘルシーな料理にこだわった。

 ロウリュチキンは、2時間丸鶏を煮込んだ濃厚なスープをこし、さらに新しい丸鶏を入れて煮込む。調理するやかんに、サウナストーンを入れ、蒸気を発生させる“ロウリュ”をして完成。ご飯の上にほぐした鶏肉と、十勝産の山ワサビ、マスタードなどをトッピングし、ふかしたジャガイモを添え、スープをかけて味わう。

 サウナ飯の開発には、国土計画協会(東京)の「高速道路利用・観光・地域連携推進プラン」の補助事業を活用した。

 4日に帯広市内の十勝ガーデンズホテルで開かれたお披露目会で、浜田シェフは、「サウナ後は体内からミネラルが失われ、味覚が鋭くなっているので、鶏のうま味と塩だけのシンプルな味にした」と説明。後藤会長は、「食の十勝を存分に発信できる素晴らしいメニューになった」と話した。

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