
1月1日の開園に向けて熟すイチゴ
長野県諏訪市豊田の諏訪湖いちご園が1月1日に今期の営業を始める。3シーズンぶりに摘み取り、食べ放題(30分間)を再開する予定で、正月3が日はすでに予約で定員が埋まり客足は好調。ハウス内では赤く熟したみずみずしい実が来園者の訪れを待っている。
ハウス5棟、約7千500平方メートルの水耕プランターで「あきひめ」を主に約4万5千株を栽培する。今年は7月から苗づくり、9月に定植をし、11月中旬から出荷用の収穫が始まった。「粒はやや小ぶりのものもあるが、甘みが乗って食味は上々」(同園)という。
ここ2シーズンは新型コロナウイルス感染症の影響で営業制限に観光客減、燃料の高騰と厳しさが続いただけに、同園の小泉明生さんは「今季こそ通常営業に戻れたら」と願いを込める。毎年、元日の初摘みを楽しみにする家族連れも多く、「感染症への警戒はまだまだ解けないが、広い園内でおいしい実をほおばって新年を健康で過ごしてもらえたら」と開園準備に励んでいる。
予約可能な入園日は4日以降で、開園期間は6月下旬まで。営業時間は午前10時~午後3時、無休。予約の申し込み、問い合わせは同園(電話0266・53・5533、午前10時~午後3時)へ。
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