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鶴岡の農家 シェフがコラボ クラフトコーラYATACOLA 食の鶴岡の“新色”販売始まる

 鶴岡市の農家とシェフらで共同開発したクラフトコーラ「YATA COLA」の一般販売が始まった。開発者は「有名なクラフトコーラに負けない味を作った。今後、食の鶴岡の新しい“色”として楽しんでもらえたら」と話している。

YATACOLAを持つ鈴木俊将さん

 クラフトコーラは、製法や材料などを独自に工夫し「手作り感」を楽しむもの。作り手の個性や地域性などが反映され、自宅でも簡単に作れることから近年、年代を問わずブームになっている。

 YATA COLAを開発したのは、同市中京田で農業を営むティーズファクトリー(鈴木敏徳代表)取締役の鈴木俊将さん(30)。アルコールが苦手な俊将さんは、コロナ禍で在宅時間が増えたこともあり、昨年からクラフト飲料に熱中。県内外から取り寄せたコーラを堪能しているうち、地元鶴岡でも本格的なクラフトコーラを、と思うようになった。

 「試しに東京のクラフトコーラを飲んでみたが、スパイスが効きすぎて辛かったので、どの年代も楽しめるコーラを作りたいと思った」と話す。昨年12月から開発を進め、鶴岡市錦町のフレンチ店「ナチュラリテ」の遠藤和彦シェフや同市大宝寺のスイーツ店「オーボナクイユ」の丸山孝一シェフなど、地元シェフの協力で、今月初めに完成した。

 香りと風味豊かな10種類のスパイスに黒糖やショウガなどを加え、苦味や甘味、辛さをブレンド。ライムとレモンの酸味を加え、誰でもごくごく飲める、すっきりとした味わいに仕上げた。俊将さんおすすめの割り方は、炭酸水や牛乳、お湯など。商品名の「YATA」は、蜂子皇子を出羽三山に導いたとされるヤタガラスからとった。

 1本375ミリリットルで税込み1980円(約12杯分)。ネットや市内の物産店などで販売し、市内の飲食店ではメニューとして提供している。

 注文は商品のホームページ(https://yatacola.tsuruoka.city/)から。問い合わせはティーズファクトリー=電0235(25)1856=へ

地元の農家とシェフで作ったクラフトコーラ「YATACOLA」

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