帯広駅前で営業再開するぱんちょうと山田代表
帯広の老舗豚丼店「ぱんちょう」が26日、約1年2カ月ぶりに創業の地(西1南11)で営業を再開する。築50年が経過していた店舗の建て替えのため、仮店舗で営業を続けていた。新店舗は以前の雰囲気を残した店内で、これまでと変わらない味を提供する。
新しい建物は木造2階建てで、床面積は48平方メートル。1階は客席、2階が調理場と従業員の休憩室。店内は温かみが感じられる木目と白色を基調とし、窓を増やすなど開放感のあるつくりにした。
20年以上前から使っている創業者の妻阿部うめさん(故人)が選んだ木枠の照明器具は変えずに取り付けるなど、思い入れのあるものを使い続ける。全て椅子席で旧店舗と同程度の32席。コロナ感染対策として、当面6人席は4人での利用にする。
阿部さんの孫の山田美鶴代表は「ここは生まれ育った場所でもあり、やっと帰ってこられたという気持ち。ここに来て、おいしかったと笑って帰ってもらいたい」と話している。営業は午前10時~午後7時。定休日は毎週月曜、第1、第3火曜。問い合わせは0155・23・4871へ(28日から開通)。
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