「お茶レター」の販売始まる
お茶レターを投函する篠﨑市長。奥は封筒をデザインした小泉さん(宇部琴芝郵便局で)
宇部市の市制施行100周年を記念し、市とJA山口県宇部統括本部が連携して作った「お茶レター」の販売が1日から、宇部、山陽小野田、下関3市の103郵便局で始まった。篠﨑圭二市長は、封筒をデザインした小泉京佳さん(20)が勤める宇部琴芝郵便局で購入し、ふるさと大使で音楽ユニットYOASOBIのコンポーザー、Ayaseさん宛てに投函(とうかん)。市内各局でも好評で、限定2000通はすぐに売り切れる勢いだ。
お茶レターは全国でも2例目の試み。ビニールで包装された小野産茶葉14㌘が入っており、価格は1通250円(税込み)。封筒の裏面にはメッセージを記入でき、84円切手を貼って送る。
封筒をデザインした小泉さんは入社3年目。受け取った人が出した人の愛情を感じられるように湯飲みのお茶から上がる湯気をハート型にし、幸せな気持ちになるよう茶柱を1本立てた。
YOASOBIの大ファンで、デザインもYOASOBIの曲を聞きながら考えたという小泉さん。篠﨑市長からAyaseさんに送ると聞き「自分のデザインした封筒を受け取ってもらえるなんて感激」と笑顔を見せた。
篠﨑市長は「コロナ禍で人と会うことが制限される中、このお茶レターを受け取った方には、古里へ思いを寄せながらお茶をじっくりと味わってほしい」と話した。
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