レノファを2年でJ1へ、新監督の渡辺さん
意欲の記者会見
サッカーJ2レノファ山口の渡辺晋監督(47)は8日、山口市の維新みらいふスタジアムで就任会見に臨んだ。「2年をかけてJ1昇格をつかみ取る。まずはわれわれの本気度を示して、サポーターにその可能性を感じ取ってもらいたい」と語り、昨季J2最下位だったチームの再建を誓った。
オファーを受けた決め手について、渡辺監督は「明確なビジョンがあり、それに基づくプレーそのものに強く引かれた。クラブの示す方向性や熱い情熱を感じ、背中を押された」と説明。その上で「アグレッシブにボールを奪いに行く、攻撃で主導権を握るというのがレノファのプレーモデルだと認識している。それを大きく変えることはない」とした。
昨季の失点数がリーグ最多だったことについては「守備における原理原則を取り戻すことができれば、これほどの失点はなくなる」と指摘。
ベーシックな部分であるポジション取りやボールを奪いに行く、理屈抜きで体を張るといった部分へのアプローチが全体的に必要だとし、「キャンプも含めて練習でチームに落とし込んでいきたい」と話した。
会見の冒頭で県内の一部が大雪に見舞われていることについて触れ、「今年もたらしてくれる白星だ」と語り、「ホームでより多くの勝利をサポーターに届けたい」と力を込めた。
渡辺監督は東京都出身。ヴァンフォーレ甲府やベガルタ仙台の選手として活躍し、2004年に現役を引退した。翌年からJ1ベガルタ仙台で巡回コーチに就任。その後はアカデミーコーチ、トップチームコーチとキャリアを重ね、14~19年まで監督として指揮を執った。
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