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オクラなど本土市場へ ことしから新たにトウガンも 八重山地区園芸協議会初荷式

大型トラック4台に積まれた野菜や花き類が県外に向けて初出荷された=8日午後、JAおきなわパイン集出荷場

 石垣島で生産されたオクラやゴーヤ、インゲンなど1621㌔とレッドジンジャーやヘリコニアなど花き類1260本の園芸作物が8日、石垣市磯辺のJAおきなわパイン集出荷場から大型トラック4台で東京などへ向け「初荷」として出荷された。生産農家や関係者が万歳三唱で見送った。今年度は野菜類368㌧、花き類9万5000本の出荷を計画している。八重山地区園芸協議会(6部会・134人)の美里清矩会長は初荷式で「新型コロナの影響で思うように活動できなかった。ことしも厳しい時が続くと思うが昨年以上に生産量を増やしていきたい」と決意を新たにした。

 野菜集荷場では年明けの2日からゴーヤの荷受けをスタート。3日から共撰作業を開始した。4日からはオクラ、インゲン、花きの荷受けが始まった。

 冬春期の県内外の市場からの引き合いが強く高値で取引されている石垣島と西表島産カボチャは2月下旬からの出荷が予定されている。

 JAおきなわ八重山地区営農振興センターによると今年度の出荷計画はオクラ80㌧、ゴーヤ50㌧、カボチャ220㌧、インゲン5㌧、花き9万5000本を計画。ことしから新たにトウガン13㌧の出荷も見込んでいる。

 式典は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため規模を縮小して実施。来賓あいさつを行ったJAおきなわ八重山地区本部の石垣信治本部長は「八重山の園芸作物は評判が良い。日本全国に届けて消費者の笑顔あふれる年にしてほしい」と激励した。

 同営農振興センターの砂川昌信センター長は「本店営農部と連携し、生産農家の所得向上と経営安定に努めていきたい」と述べた。

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