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釧路新聞社

陸上競技合宿、環境好評【釧路】

 

釧路市民陸上競技場でトレーニングに励む三菱重工マラソン部の選手たち(釧路市スポーツ課提供)

2020年に2度の釧路市で合宿を行った三菱重工マラソン部が、元日恒例の全日本実業団対抗駅伝競走(ニューイヤー駅伝)で6位と健闘し、近年陸上競技の合宿が増加している釧路の環境が改めて注目されている。昨年は新型コロナウイルスの影響でスポーツ合宿は減少した中で、陸上競技は前年に比べて団体数、人数ともに増加。市スポーツ課は「気候が安定して涼しいこと、コース、水の冷たさ、食べ物で好評を得ている」と話している。

 前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100㌔のコースに36チームが出場したニューイヤー駅伝には、釧路で合宿を行った5チームが出場した。4時間52分45秒6位の三菱重工マラソン部をはじめ、SGホールディングスが4時間55分05秒で10位、住友電工が4時間55分26秒で13位、NTT西日本が4時間57分10秒で19位、大塚製薬が5時間02分03秒で30位とそれぞれ結果を残した。  三菱重工マラソン部は7月30日から8月11日と、9月1日から11日までの2回に渡って来釧。20年の陸上競技の合宿で最多となる29人が参加している。

 ほかにも、11年の釧路湿原マラソン出場以降は例年のように来釧しているプロランナーの川内優輝選手(33)や、小森コーポレーション陸上部、20年4月に創設された東京メトロ女子駅伝部など国内トップクラスの選手たちが釧路の地で汗を流した。20年は合計で118人、15団体が参加、19年の83人、8団体から大幅に増加した。

 釧路合宿に参加した陸上競技団体が各種大会で好成績を収めていることについて、市教委生涯学習部の工藤幸栄次長は「大変うれしく思っている。来てくれる方の意見を聞きながら、受け入れる側として今後もサポートしていきたい」と話した。ただ、21年の夏合宿については「新型コロナウイルス次第」とみている。その上で「評価していただいている部分もあり、コロナが終息すればさらに増加する手応えがある」と期待している。

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