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紀伊民報社

グラウンドに元気な声 スポーツクラブが練習再開

約2カ月ぶりの全体練習でリフティングをするカナリーニョFCリオの中学生(上富田スポーツセンターで)

 新型コロナウイルスの感染拡大で活動を自粛していた田辺・西牟婁の子ども向けスポーツクラブやスクール、少年団などが練習を再開し始めた。グラウンドなどの体育施設には久々に子どもたちの元気な声が響いた。

 中学生サッカークラブの「カナリーニョFCリオ」は2日、和歌山県上富田町朝来の上富田スポーツセンターで約2カ月ぶりに練習を再開した。1~3年生59人が所属。1年生19人は中学生になって初めての練習となった。
 2日の練習では、1~3年生がリフティングを中心に軽く体を動かした。当面は練習に参加する人数を分散させるなど感染拡大防止に努めながら練習する。
 カナリーニョは昨年の県1部リーグで優勝し、昇格決定戦も制して創設9年目で初めて関西サンライズリーグ2部に昇格を決めた。ところが、新型コロナウイルスの影響で今季の関西リーグの開始が遅れ、試合数が半減されるという。5月に県大会、6月に関西大会を予定していたクラブユース選手権は中止になった。
 渡辺慎二監督(41)は「試合や大会が減ったのは残念だが、学校や生活が第一。自分を見つめ直し、成長する時間になったと思う」と選手を思いやった。主将の山本煌大君(15)=田辺市東陽中学校3年=は「中学最後の1年なので時間を無駄にせず、このメンバーで一試合でも多く戦えるように切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りたい」と汗を拭った。
 県内で唯一の女子硬式野球チーム「和歌山レジーナ」も2日から、田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク室内練習場で約3カ月ぶりに練習を再開した。
 集まったのは中学生8人、高校生3人、社会人1人の選手と指導者ら。キャッチボールから始まり、バッティングや守備の練習などで体を動かした。8月の全国大会など、出場を予定していた大会は軒並み中止になったという。
 主将の森山夏菜子さん(17)=熊野高校3年=は「早く試合がしたかった。野球は高3でやめるつもりなので、最後と決めていた全国大会がなくなってつらい。時間は少ないけど、これからみんなと少しでも多く練習したい」と話した。

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