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AIが大腿骨の骨折診断

蒲郡市民病院整形外科医の佐藤さんらシステム開発

 蒲郡市民病院整形外科医の佐藤洋一さん(31)らでつくる共同研究グループが、AI(人工知能)による大腿(だいたい)骨の骨折診断システムを開発した。エックス線による画像だけでは骨折の判断が難しいため、1万枚以上の画像データをAIに読み込ませて習得させた。今後はアプリを開発して医療現場での実用化を目指す。  大腿骨骨折は年間15万人ほどの症例数があり、検査によるエックス線画像では骨折と判断するのが難しく、見逃すと人工関節を施すなど手術が必要となるという。  佐藤医師は津島市民病院、名古屋第二赤十字病院の整形外科医と計4人で昨年5月に研究グループをつくり、大腿骨の骨折ありと骨折なしの画像計1万484枚をAIに読み込ませた。  整形外科医ではない医師らが協力して画像診断テストしたところ、整形外科医と同じ程度の96%の精度で判別できたという。  現在はAI診断により、骨折した場所が色付きで光って表示するアプリを作成中で、佐藤医師は「大腿骨骨折は他の部位への影響も考えられる症状。医療現場で手軽に使うことができ、診療に活用してもらうようにできれば」と話している。

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