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市子どもセンター 香港の児童が異文化交流 自然観察を目的に来島 折り紙など楽しむ 

 自然観察を目的に郡内を訪れている香港の小学校・寶血会思源学校(郭敏儀校長、児童777人)の4~6年生26人が6日午後、石垣市子どもセンター(一般社団法人サポートセンターHOPE運営)を訪ね、同施設を日頃利用する児童らと、折り紙や遊戯を通して異文化交流を楽しんだ。

 交流会の冒頭、センターの児童らは歓待の気持ちを込めて「一期一会」と書いた色紙を、思源学校の児童らは母校の模型を互いに贈呈。序盤は互いに少々緊張した面持ちだったが、じゃんけん列車で盛り上がり、折り紙遊びの時間では、センターの児童らが思源学校の児童らへ身ぶり手ぶりで折り方を教えた。最後は全員でセンターを掃除した。 思源学校の曾建聰君(5年)は「カエルの折り紙は初めて折ったし難しかった。八重山の子はとても礼儀正しい。ちょっとだけ仲良くなれた気がする」とはにかみ、折り紙の折り方を教えたセンター利用者の黄偉倫君(名蔵小5年生)は「言葉はあまり通じなくて簡単なことしか伝えられなかったけど、カエルの折り方を教えることができて満足」とうれしそう。

 八重山農林高校ライフスキル科の2年生7人がボランティアとして折り紙をサポートした。  県の依頼を受け同交流を仲介した一般財団法人沖縄観光コンベンションビューローの川満安寿香コーディネーターは「沖縄本島では、海外の学校の児童生徒が修学旅行の一環として島内の学校を訪れる形の交流機会が多い。石垣島も最近、香港の団体が旅行先として検討する問い合わせが多い。豊かな自然と直行便が魅力になり、需要は高まっている。今後も広くマッチングしていきたい」と語った。

 同校は、4日から3泊4日の日程で石垣島と竹富島を旅行。川平湾のグラスボート、サンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」、石垣やいま村、バンナ公園、石垣島天文台などで自然観察、環境学習を満喫した。

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