
ブドウ畑の前で芽室産ワイン「INIZIO」をPRする関係者(左からラベルのデザインを担当した長岡淳一さん、尾藤さん、吉田さん、廣瀬さん)
芽室ワインカウンティ(吉田知浩会長)は21日、芽室産ブドウを使用して醸造した初のワイン「INIZIO 2018」(イニツィオ)を発表した。7月から数量限定で販売、北海道十勝フード&ワインフェスティバル(25日、北海道ホテル)で一般に振る舞う。
「イニツィオ」は「はじまり」を意味するイタリア語。町内の約7ヘクタールで収穫したブドウを100%使用し、699本生産した。昨年収穫したブドウに「清舞」「山幸」「ツバイゲルトレーベ」の既存品種を合わせた。醸造、瓶詰め、ラベル貼りなどは池田町ワイン城で行った。
カウンティはブドウの生産者団体。2月にはワイナリー建設に向けて「めむろワイナリー株式会社」を設立、2021年のワイン販売を目指す。イニツィオは定番銘柄の一つになる。
醸造責任者の廣瀬秀司さん(68)は「ブドウのコンディションを見ながら複数の品種のブレンド割合を検討したい」と述べた。めむろワイナリー代表の尾藤光一さん(56)は「芽室のまちづくりをワインを核に盛り上げたい」と話している。
7月1日午前0時から道内在住者限定(先着100本)で予約販売を受け付ける。1本3500円(税別)。予約窓口は株式会社ファーム・ミリオン。ファクス(0155・61・5069)で受け付け、支払いは現金のみ。住所、氏名、年齢、電話番号、ファクス番号、予約本数を記載し、申し込む。ワインカウンティでは8月に町内で試飲イベントを開く。
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