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アンパルで魚観察 親子連れなど参加 自然守る会

網にかかった小魚を集める子どもたち=26日午後、名蔵アンパル

 ラムサール条約に登録されている石垣市の名蔵アンパルで26日午後、夏休み恒例の「魚の観察会」(アンパルの自然を守る会主催)が開催され、親子連れなど15人が淡水と海水の入り交じる環境に生息する生き物について調べた。

 観察会では魚の専門家として藤本治彦氏と廣川潤氏を講師が務め、生き物の名前や生態などを紹介した。

 参加者は、河口付近で事前に仕掛けられた網の中からアジの仲間を発見。重さ1㌔とみられるアミメノコギリガザミもかかっており、迫力あるハサミに参加者から歓声が上がった。

 この後、上流のマングローブ林で地引き網を体験。スジモヨウフグ、オニヒラアジ、ゴマフエダイ、オキナワフグなどを確認した。

 藤本氏は「海の魚も小さい時は餌が豊富で身を隠せるマングローブや湿地で生活し、成長して海に戻っていく。アンパルは『小魚のゆりかご』と言われている」と解説。

 子どもたちは興味深く小魚に見入り、潮の満ち引きでアンパルに入ってくる魚を通して、アンパルが生き物にとって重要な意味を持つことを理解した。

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