那智山青岸渡寺 草創1300年特別公開
青岸渡寺で特別公開されている那智山経塚出土の仏像(那智勝浦町で)
和歌山県那智勝浦町の那智山青岸渡寺が、白鳳時代から平安時代に造立されたという経塚群「那智山経塚」から出土した仏像4体を、本堂で特別公開している。寺が第1番札所となっている「西国三十三所」の草創1300年記念事業の一環。5月7日まで。 寺によると、大きさは高さ約20~40センチで、いずれも国の重要文化財に指定されている。普段は寺の収蔵庫に収めており、非公開という。 青岸渡寺の高木亮英副住職(68)は「日本でも非常に古い仏像。この機会にぜひ参拝し、ご覧いただければ」と話している。時間は午前10時~午後3時。無料。 問い合わせは同寺(0735・55・0001)へ。
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