信州大学農学部 山ぶどうジュース発売

「おいしいジュースができました」と早めの購入を呼び掛ける信州大学農学部生
南箕輪村の信州大学農学部構内の生産品販売所で26日、信大オリジナル品種のヤマブドウ「五一アムレンシス」を原料にした「山ぶどうジュース」の販売が始まった。栽培に携わった学生や技術職員らは「甘くて濃厚だが、酸味があって、すっきりした味」と出来栄えを喜んでいる。
昨年10月に構内のほ場で収穫した、2017年産ヤマブドウを使用した。収量は例年の1・5倍に当たる約3・5トン。平均糖度も19度ほどとやや高めで、「例年を上回る出来栄え」という。うち約735キロ分をジュース用に回し、松川町のまし野ワイナリーに加工してもらった。
ヤマブドウの栽培実習は、植物資源科学コース3年の希望者が誘引や摘房などの作業をして育て、同コース2年生全員で収穫するのが恒例。昨秋に17年産を収穫した3年の篠原理沙さん(21)と山田彩乃さん(20)は「作業は大変だったけれど、甘くておいしいジュースができて、うれしい。実習の後や暑い日に飲みたいですね」と喜んでいた。
1本(500ミリリットル)の価格は1000円(税込み)で、520本を用意。同学部付属施設は「例年のペースだと、27日に完売するだろう。早めに購入を」と呼び掛ける。
問い合わせは同学部付属施設(電話0265・77・1318)へ。
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