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釧路新聞社

幣舞橋の大壁画完成 釧路パレスボウル2階に釧公大の木村さん描く【釧路市】

完成した大壁画の前で笑顔を見せる木村さん

 釧路パレスボウル(釧路市幸町10)の2階ゴルフ練習場「パレスフィールド」の壁面に釧路を代表する景観とされる幣舞橋を題材とした大壁画が完成した。釧路公立大学2年生の木村久(と)遠(わ)さん(20)が中心にコツコツと5カ月をかけ、時には美術部の仲間の応援も得ながら完成させた横20㍍、高さ3㍍50㌢の色鮮やかな大作が出来上がった。

 真っ白な壁に絵を描いてほしい―という釧路パレスボウルからの依頼を受けた木村さんが選んだ題材は幣舞橋。アクリル絵の具を使って色鮮やかに描き、作品の左側には大きな手でタンチョウの姿を影絵風に描写した。右側には釧路の花キンレンカを大きく描き、湿原に咲くリンドウの紫色の花が彩りを添えている。幣舞橋を照らす街灯の明かりは鮮やかに光輝き、釧路川の水面もデザイン化して表現。作品の中心にどっしりと支柱を描いた。

 脚立を掛けて黙々と作業を続けていたという木村さんは「前を通る人が何をしているのだろうと見ていたが、``あ、きれいなお花だ、、と子供が言ってくれたときはうれしかった」と話す。

 製作中に苦労したことは、デザインした絵を大きな壁にどのように描き込んでいけばよいのか。縮尺の関係に苦慮したという。それでも苦労のかいあって完成した作品を前にして安(あん)堵(ど)。「出来上がった絵を青森の親にも見てもらいたい」とも話していた。

 製作を依頼した釧路パレスボウルの石田健太郎専務は「よく頑張ってくれました。真っ白だった壁がこんなにもきれいになった」と満足の表情を見せていた。

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