「母親の苦労は10倍」、パパたちの育児参画フェスタで元サッカー日本代表の本並さんが私生活語る【山口】

男性の子育て参加を促すイベント「パパたちの育児参画フェスタ」は28日、山口市小郡令和1丁目のKDDI維新ホールで開かれた。来場者300人が元サッカー日本代表GKの本並健治さん(59)によるトークショーなどを通じて、育児の喜びや苦労を分かち合った。市主催。
昨年度から市が進める女性活躍応援推進事業の一環。これまで地元企業との交流会「ジョブカフェ」や働きやすい環境づくりセミナーを開催してきた。
元サッカー女子日本代表の丸山桂里奈さん(40)を妻に持つ本並さんは、昨年2月に女児を授かった。テレビ番組で活躍し、厚生労働省が後援する「イクメンオブザイヤー」を昨年10月に受賞するなど育児に積極的な姿勢が知られている。
トークショーでは丸山さんとのなれ初めを関西弁で軽快に披露。育児について「わが子だからやるのが当たり前」としつつ「一緒にするといっても苦労は10倍くらい違う。お母さんは大変だ。すごい」と熱弁。「仕事で疲れた時に子どもを抱っこするとほっとするし、幸せな気持ちになる」と述べると、参加者が大きくうなずく姿が見られた。質問コーナーもあり、出演している番組の裏話やサッカー日本代表の戦術への意見などを語っていた。
会場では赤ちゃんのハイハイレースとカタカタレース、鉄棒ぶら下がりや25㍍走など、幼児から児童向けの体験型スポーツイベントもあり、親子の笑顔であふれていた。
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