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長野日報社

諏訪湖の御神渡り観察 後藤さん、毎朝見学し絵画制作 長野県

御神渡り観察の見学で見聞きしたことを生かして作品制作を行う後藤さん

 八剱神社(長野県諏訪市小和田)が行う諏訪湖の御神渡り(御渡り)観察の見学に毎朝参加し、湖の場景や八ケ岳から昇る朝日などを題材とした絵画作品を1日1枚ずつ描き続けている人がいる。美容業の傍ら絵画制作に取り組む後藤吉久さん=同市四賀=だ。「今年は皆勤賞を目指します」と意気込み、湖の些細な変化も見逃さぬよう、五感を研ぎ澄ませている。

 後藤さんは、同神社神楽殿に自身の作品を展示したことをきっかけに、昨年から見学を始めた。水面から立ち昇る水蒸気や岸にせり上がった氷など、変化に富んだ湖の姿に触れる中、体感したことを絵にしたいという気持ちが強まり、今年は毎朝の参加を決めた。

 午前6時半に開始する観察を見届けてから帰宅し、見学中に撮影した写真などを参考にしながら、始業時間の午前9時まで制作に取り組んでいる。作品はいずれも15センチ四方のスケッチブックにパステルと色鉛筆で描かれ、繊細な筆遣いが特徴。諏訪大社の祭神をイメージした竜が湖上を舞う幻想的な雰囲気の一枚もある。

 後藤さんは絵を描く行為を「瞑想のようなもの」と捉え「見聞きしたことが素直に反映される時間だ」と尊ぶ。制作中の作品については「地域の人たちが諏訪湖の魅力を再発見するきっかけになればうれしい」と話していた。

 完成した作品群は観察最終日に御神渡りの関係者らに披露した後、八剱神社に奉納。神楽殿で展示する予定。

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