全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

角寒天作り今季後半戦 最強寒波に期待 長野県諏訪地方

寒風にさらされ仕上がり間近の真っ白な角寒天が並ぶイチカネト=茅野市宮川

 長野県諏訪地方の厳しい寒さと乾燥した気候などを利用した特産の角寒天作りが今季の後半戦に入った。県寒天水産加工業協同組合(茅野市)によると「朝晩と日中の気温差が大きく、大雪の予想が大雨だったりと天気に振り回されながらの製造だが、経験と技術で各社例年並みの生産量を目指している。もう少し冷え込みがあれば」と間近に迫る最強寒波に期待している。

 氷点下7度まで下がった24日早朝、同市宮川のイチカネト(五味嘉江社長)では、海藻のテングサを大釜で煮溶かして作った生天を干し台に並べる天出し作業が行われた。凍ったり、解けたりを繰り返し2週間ほどで水分が抜けて角寒天になる。隣の干し場では前日出した生天が凍って透明に輝き、別の干し場では完成に近い真っ白な角寒天が広がっていた。作業は2月中旬まで。

 組合長でもある五味社長は「組合では『寒天の里』を誇れる質の良い寒天作りに励んでいる。健康と美容のためにもぜひ食べてもらいたい」とPRしている。

 組合と茅野商工会議所は今年も「寒天の日」(2月16日)に合わせて、市内全ての保育園や幼稚園、小中学校に角寒天を無償提供し、子どもらに寒天給食を通じて郷土の味と伝統産業に親しんでもらう。

関連記事

荘内日報社

食育活動で農林水産大臣賞 サスティナ鶴岡「より楽しい取り組みに」

 農林水産省主催の第8回食育活動表彰・農林漁業者等の部(教育関係者・事業者部門)で最優秀の農林水産大臣賞に輝いたサスティナ鶴岡(齋藤翔太代表)のメンバーが30日、鶴岡市役所を表敬訪問し皆川治市長に受賞...

宇部日報社

「守ろう救急医療」宇部・小野田圏域の3市長らが訴え【宇部】

 宇部・小野田保健医療圏の救急医療体制が切迫していることを受け、圏域の宇部、山陽小野田、美祢市の市長ら7人が2日、宇部市役所で「守ろう救急医療 救おう大切な命」と題した緊急アピールを行い、圏域...

参拝客癒やす「花手水」 帯廣神社 旅行誌で全国6位

 帯廣神社(大野清徳宮司)で1日、この時期恒例の「花手水(はなちょうず)」が始まり、家族連れやカップルら多くの参拝客の目を楽しませている。6日まで。  今年も「花手水めぐり」の看板を設置し、...

北羽新報社

「北限の茶」檜山茶、八十八夜に手際良く剪定 秋田県能代市

 八十八夜の1日、「北限の茶」として知られる檜山茶の剪定(せんてい)が能代市桧山の元祖檜山茶大高園(大高翔園主)で行われ、青空の下で余分な枝葉を切り落とした。茶摘みは今月下旬ごろから始まる見込みと...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク