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釧路新聞社

双子姉妹初のFGに 羅臼町出身、水落桜子さん、桃子さん【羅臼】

双子も釧根からも初のファイターズガールとして来年から活動する水落桜子さんと桃子さん姉妹(左から)

 【羅臼】町出身の水落桜子さん(20)と水落桃子さん(20)の双子姉妹が、プロ野球北海道日本ハムファイターズの公式チアリーディングチーム「ファイターズガール」(FG)にそろって合格した。球団広報によると、歴代で双子は初めてで釧路、根室管内出身者も初。夢をつかんだ2人は町内で釧路新聞社の取材に応じ「憧れの職業に就ける喜びを力に、元気と笑顔を全力で届けたい」と話している。

 今回の選考には291人と過去3番目に多い応募があり、1次審査で約70人に、2次審査で34人に絞られ、最終的に12人が合格した。来季は継続メンバー12人と共に計24人で活動する。今回24倍の狭き門を通過した新メンバーは道外出身者も複数いるが、審査後のメディア取材では「知床から来たパワフルな双子」が話題の中心だった。

 小さい頃から「何をするにも一緒」という2人は、今年6月まで約1年3カ月豪州へ語学留学し、英語を身に付けて帰国。地元で漁業の手伝いと外国人向けの民宿でアルバイトをする生活を送っていたところ、両親からFGへの応募を勧められた。もともと表現することが好きで、次兄が甲子園球児など野球が身近であることを記し、締め切り前日に応募。2人とも書類選考を通過すると、南に40㌔以上離れた標津町のダンススタジオに約2週間通い、今月17日の審査に臨んだ。

 3人ずつの2次審査で34人の中に残り、1人ずつ1分間で自由表現する最終審査では2人ともダンスを披露。「思うように表現できなかった」と悔やむ妹桃子さんと「楽しく踊れた」と対照的な姉桜子さん。「どちらかが不合格だったら」という不安を胸に、結果は2人とも合格だった。

 札幌市に転居する前に2人は町役場を訪ね、町長らから「羅臼をPRして」と激励を受けた。桃子さんは「途中で落ちた子の分まで頑張る。遠い所から球場に来る方に楽しい時間を過ごしてもらえるよう、元気を届けたい」。桜子さんは「応援してくれる方の期待を裏切らないように私たちらしく笑顔で頑張りたい」と話している。

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