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北羽新報社

秋田かやきレシピコン 能代の松岡さんグランプリ

松岡さん考案の「いぶり香る洋風トマトかやき」

 秋田かやき協議会(鈴木雅人会長)の秋田かやきレシピコンテスト2023で、能代市後谷地の会社員、松岡美幸さん(38)が考案した「いぶり香る洋風トマトかやき」がグランプリに輝いた。いぶりがっこ入りの肉団子をしょっつるとトマトのスープで煮た料理で、秋田市を拠点とするスーパー・ナイスで商品化され12月20日まで販売中。松岡さんは最高賞に驚きと喜びをにじませ、「食べてもらえたらうれしい」と話している。
 同協議会は同市内の飲食店などで構成。かやきコンテストは平成24、25年以来3回目で、8、9月に応募を受け付け、書類での1次審査と、実際に調理する2次審査を行った。県内各地から13件の応募があり、2次審査では同協議会役員やナイス関係者などが味や見た目などをチェックした。
 料理好きの松岡さんは、職場の人に勧められて初めてコンテストにエントリー。秋田らしさを意識しながらアイデアを練り、「いぶり香る洋風トマトかやき」を考案した。
 刻んだいぶりがっこを混ぜた豚の肉団子やキノコ類を、トマト缶としょっつるのスープで煮込み、仕上げにチーズとセリを乗せたメニューで、県産食材をふんだんに使用。いぶりがっこの豊かな香りや、洋風な味わいの中に和の印象をのぞかせるのが特徴で、「オリジナリティーを出したかった」と松岡さん。2次審査では30分の制限時間や緊張と戦いながら作り切った。
 グランプリの受賞に「他の人もアレンジがすごかったので、自分が選ばれるとは思っていなかった。びっくりした後に、うれしさが込み上げてきた」と喜ぶ。表彰は7日に行われた。
 「いぶり香る洋風トマトかやき」は、ナイスがアレンジした上で同社11店舗で今月7日から販売中。価格は税込み430円。夕方に売り切れているときもあるようで、「反響がうれしい」と松岡さん。来年もコンテストがあれば参加したいとし、「豚なんこつを使ってみたい」と意欲を語った。

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