「コラボで十勝の食文化を探求したい」と意気込む佐々木社長(左)と杉山社長
食肉生産・加工のELEZO(豊頃、佐々木章太社長)とパン製造・販売の満寿屋商店(帯広、杉山雅則社長)が、十勝産食材を使ったサンドイッチを開発し、11月4、5の両日、麦音(帯広市稲田町南8線)でのイベント限定で販売する。
両社のコラボは初。生産過程にこだわった肉と、十勝産小麦で作るパンを組み合わせることで、十勝の食文化の可能性をPRすることが狙い。
具材は、(1)放牧豚のローストハム(2)短角牛の生ハム(3)エゾシカのテリーヌの3種類。ELEZOが生産・狩猟したもので、ゆっくりと育成・熟成させることで素材の持つ自然な風味を引き出しているという。バゲットは麦音で通常販売するものより水分を少なく調整しており、歯切れが良く、小麦の香りを楽しめる。
食材が希少で価格も高いことから、メニューはイベント限定で販売。当日販売は各日10食ずつ(1800円)。予約は各日25食ずつ(1600円)で、20日から麦音で受け付ける。イベントは両日午後1時からで、社長2人のトークショーを行う。
両社が16日に発表した。佐々木社長は「料理の背景にある思いや技術を伝えたい」、杉山社長は「食材の価値を最大限生かし、十勝の食文化を高めていきたい」と話した。
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