国道390号沿いで回収したごみをまとめる参加者ら＝25日午前、平得交差点付近

　8月の「道路ふれあい月間」にちなんだ八重山土木事務所（安里嗣也所長）の道路クリーン作戦が25日、市街地の道路で行われ、八重山建設産業団体連合会や石垣市女性連合会、行政など官民3団体から113人が参加し、道路沿いの清掃活動に汗を流した。

　同月間は身近にある道路とふれあうことで、その役割や重要性を再認識することを目的としており、クリーン作戦実施は4年ぶり。同日午前、真栄里公園で出発式を行った後、5グループに分かれ、国道390号、石垣港伊原間線、石垣空港線などの道路清掃を行った。

　このうち八重山合同庁舎から平得交差点までを清掃した男性は「路肩や排水溝付近にたばこの吸い殻が多い。車から捨てているのかな」と印象を述べ、「こうした活動で街がきれいになるのはいいこと。定期的に地域で取り組んでいけたら」と話した。

　同事務所の安里所長は「道路管理は行政のみでは厳しいところがあり、こうした地域の皆さんの協力は本当にありがたい。今後も連携を大切にしながら進めていきたい」と語った。

　この日回収したごみの量は2トントラック1台分（107袋）だった。