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宇部日報社

地区の垣根越えワークショップ 北部プラットフォームラボ【宇部】

活性化へ魅力や課題共有

 宇部市の厚東、二俣瀬、小野、船木、万倉、吉部の6地区の住民が集まり、共通課題の解決や北部地域の活性化を目指す「北部オープンプラットフォームラボ」の初回ワークショップが24日、万倉ふれあいセンターで開かれた。各地区のコミュニティー団体の代表らが出席し、地区ごとの魅力や課題を共有した。

 北部地域全体の活性化につながる新たな取り組みを立案するため、地区の垣根を越えた住民の話し合いの場として、市が今年度に初めて立ち上げた。6地区の地域活動団体や地元企業の関係者、地域おこし協力隊など24人で構成。北部地域は人口減少など共通の課題を抱えながらも、これまで地区ごとの活動にとどまっていたという。

 初回は6グループに分かれ、メンバーを入れ替えながら話し合いを進める形式で実施。居住する地区の自慢や困り事をカードに書き、グループで共有しながら模造紙にまとめて発表した。伝統文化や豊かな自然、地域の連帯感を魅力とした一方、少子高齢化、空き家対策、害獣の発生などが課題に挙がった。

 今後の目指すべき姿についても話し合い、景観やジビエを生かした取り組み、空き家バンクの推進、PR動画の製作といったアイデアが出た。

 参加した厚東地区コミュニティー推進協議会の上原久幸会長(67)は「どの地区の人も、課題意識を持って臨んでいた。みんなで意見を出し合いながら良いものをつくっていきたい」と期待を寄せた。

 今年度のワークショップは11月まで全4回。共通課題の解決策などを話し合い、事業モデルの立案を目指す。

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