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紀伊民報社

木のぬくもりと開放感 防災や交流の新拠点 田辺市の新庁舎

田辺市の新庁舎正面玄関。外観には世界遺産「熊野古道」の林立する木々をイメージした格子を配置している(26日、和歌山県田辺市東山1丁目で)

 和歌山県田辺市の新しい庁舎が完成し、26日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。大規模災害に備え、防災機能を強化。紀州材をふんだんに使い、木のぬくもりを感じさせる雰囲気となっている。5月7日から業務を開始する。

 東山1丁目の高台(海抜約19メートル)にある商業施設跡地に建設した。鉄筋コンクリート造りの地上6階建て(延べ床面積約1万7千平方メートル)で、1階は耐震、2階から上は免震構造。現庁舎(新屋敷町)と市民総合センター(高雄1丁目)、水道事業所(高雄3丁目)の機能を統合する。総事業費は約122億円。
 外観には木製の格子を配置し、世界遺産「熊野古道」沿いに林立する木々をイメージ。内装にも紀州材を多く活用している。
 1階には屋内駐車場(55台)と多目的ホール、2階には保健センター、3階には市民窓口フロアを設け、6階には議場が入る。車は3階正面玄関前駐車場(56台)、立体駐車場3階(23台)にも停められる。
 市長室やオペレーションルームがある5階は災害対策本部、1階は一時避難フロア―など、災害時に必要な機能をフロアごとに分けており、いざという時には速やかに機能転換する。
 3階にはカフェや売店、6階には市街地が見渡せる「市民展望テラス」がある。バリアフリートイレが充実しているほか、キッズトイレやキッズスペースもある。

■29日に完成記念式典
 29日に完成記念式典がある。現庁舎での業務は、5月2日が最終日となる。休日・夜間の受け付けは、7日午前8時半までは現庁舎で行う。

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