ゆっくり登ろう八ケ岳 春山相談所を開設 長野県諏訪地区遭対協
相談所で装備やルートを確認する登山者
長野県諏訪地区山岳遭難防止対策協会と茅野署は27日、八ケ岳連峰の美濃戸口と天狗岳登山口に春山登山相談所を開設した。登山ルートや装備の確認、登山計画書の受付などを行い、安全な登山を呼び掛けた。県警救助隊員と同協会がパトロール隊を編成し、29日まで現地指導を行う。
安全な登山の啓発を目的に春夏秋冬の各シーズンに実施している。同署山岳遭難救助係の福間健係長によると、4月21日時点で八ケ岳連峰で発生した遭難事故は17件。アイゼンを地面に引っ掛けたことによる転倒や、稜線から下る際のスリップなどがあったという。「慌てずに移動して、適宜休憩を挟んで」などと呼び掛けていた。
趣味の登山が高じてベトナムから富士見町に移り住んだというグエン・チュン・フンさん(28)は「きょうは今年初の登山で、阿弥陀岳に登る。滑らないようにゆっくりと歩きたい」と気を引き締めていた。
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