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鈴鹿農園の「干し芋」食べて 自社ブランド第一号 芽室

「昨年よりいい出来になった」と話す鈴鹿社長と自社ブランドの干し芋

 芽室町東芽室の鈴鹿農園(鈴鹿誠社長)は、有機栽培したサツマイモを原料に自社ブランドの干し芋を製造・販売している。

「軟らかく甘い」
 町内の畑3.5ヘクタールで育てたサツマイモ「べにはるか」を使い、干し芋製造を手掛ける江別市内の工場に加工を委託。昨年産のイモを原料にした1万パックを製造した。

 サツマイモ生産は温暖な土地が適地とされてきたが、マルチ栽培技術の普及や気温上昇などを背景に道内でも増えている。小麦やジャガイモなどを200ヘクタール以上で作付けする同農園では、3年ほど前からサツマイモの生産を始め、昨年は3.5ヘクタールまで増やした。全て無農薬、無化学肥料で育てる。干し芋の製造・販売は2022年から始めて、少量を社内で加工してきたが、コストを考えて今回から外注した。

 鈴鹿社長が自ら、道内のサツマイモ生産現場や茨城県の干し芋工場などを視察して、栽培や加工を検討してきた。同社ブランドで出す初めての加工品になり、鈴鹿社長は「食感が軟らかくて甘い干し芋ができた。農園の名前も知ってもらえればいい」と話している。1袋(100グラム)600円(税別)で、音更町内のらららマルシェや道の駅おとふけなどで販売している。

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