「自分らしさ光るゲーム作りたい」、市出身のクリエイター礒部さんインタビュー【山口】
IT(情報技術)の進歩やeスポーツの普及などにより、エンターテインメントの枠を超えて暮らしの隅々にまで浸透するコンピューターゲーム。そんな盛り上がりを見せる業界で、山口市出身の若手クリエーター、礒部拓実さん(30)が活躍している。昨年9月に発売された第一作の「聖塔神記トリニティトリガー」は大好評。「いつかは自分らしさが光るゲームを作りたい」と、日々精進している。
礒部さんは白石小・中、山口中央高を経て山口大工学部知能情報工学科に進学。同大大学院創成科学研究科を修了後、2018年に家庭用ゲームやプリントシール機の製造・販売などを手掛けるフリュー(東京都渋谷区)に入社した。
子どもの頃から「キングダムハーツ」や「ファイナルファンタジー」といったゲームに親しんで育った。工作も大好きで、屋外に〝秘密基地〟を作り、すごろくなどはすべて手作り。母親の影響で絵を描くことも多かった。ゲームクリエーターを志したのは中学生の頃。自分で考えたゲームを手掛けたいと強く思ったという。
ゲームの制作に当たって心掛けていることは、あらゆる面にアンテナを張ること。他社のゲームやエンタメはもちろん、日々の生活の出来事や感情も作品に盛り込めないか模索する。「何が面白いのかを研究し、ゲームに落とし込んでいきたい」と語る。
「トリニティトリガー」はアクションロールプレーイングゲームで、広大なフィールドを冒険し、神々の運命にあらがう物語。コンピューターゲームの全盛期といわれる1990年代のプレーヤーと現在のユーザーがターゲットで、最大3人までのローカルマルチプレーに対応している。「かつて友達やきょうだいとテレビの前でワイワイ遊んでいた人たちや、今の子どもたちにも楽しめる作品に仕上がった」と自負する。
地方でゲームクリエーターを目指す子どもたちに「都会ではできないことを経験することは強みになる。個性や独創性も大事だが、自分が興味を持ったものに対して、なぜ好きなのか、面白いのかを考えてみて。一緒に仕事ができる日を楽しみにしている」と呼び掛ける。
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