能代支援学校生、指導者招き空手道の基本学ぶ

空手道の基本技を学ぶ生徒たち(能代支援学校で)
能代支援学校(佐藤玉緒校長)で14日、全日本空手道連盟の「学校訪問プロジェクトKarateDo!」が行われた。体育の授業などで空手道を学ぶ中学部の生徒が参加し、専門の指導者や秋田工高空手道部の生徒から礼儀作法や形の基本技を教わった。
同プロジェクトは、護身の方法やチームワークの大切さを学んでもらうことなどを目的に、同連盟の専門スタッフや指導者、選手が希望校の武道の授業をサポートすることが目的。同校では一昨年から体育の授業や体力づくりの時間で空手道を取り入れており、生徒らにより空手道の魅力を知ってもらおうと、同連盟に協力を求めた。
この日は、福島県空手道連盟所属の指導者で学法福島高(福島市)校長の松原光さん、同校と交流があり、インターハイへの出場経験がある秋田工高空手道部の黒川朝陽君、村上太一君、小松百穂君の3年生3人が来校した。
中学部生徒らは、松原さんから空手道の歴史や礼儀作法を重んじていることを聞いた後、正拳突きや蹴り、受け技などを教わった。正拳突きの練習では、号令に合わせ、鋭い突きを繰り出したり、新聞紙を割いたりした。
また、黒川君が「クルルンファ」、3人で団体形の演武を披露。生徒らは食い入るように見詰め、大きな拍手を送っていた。
佐々木律君(1年)は「秋田工高の皆さんの演武の迫力がすごかったし、技も分かりやすく教えてくれた。今度は一人で練習してみたい」と話した。
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