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復帰の記憶、語り継ぐ おがみ山で市民のつどい 奄美市

復帰記念碑の前で「断食悲願」の詩を朗読する、つどい参加者=25日、鹿児島県奄美市名瀬のおがみ山公園

 奄美群島の日本復帰69年を記念した「市民のつどい」(同実行委員会主催)が25日、鹿児島県奄美市名瀬のおがみ山公園であった。日本復帰記念碑の前に安田壮平奄美市長や新川康枝県大島支庁長、市民ら約40人が集まり「日本復帰祈願の歌」などを斉唱。無血で復帰を成し遂げた先人たちの強い思いをかみしめながら、平和への願いと歴史伝承の誓いを新たにした。

 「奄美群島の日本復帰運動を伝承する会」などの市民団体が中心となり、2016年から同公園で毎年12月25日に集いを行っている。今年で7回目。同会の安原てつ子副会長(69)のあいさつ後、参加者らは復帰運動の中心となった泉芳朗の胸像に献花し「断食悲願」の詩を朗読した。

 復帰70周年に向けたスピーチで須山聡さん(奄美観光大使・駒澤大学教授)は「過去の地元紙からは復帰後30~40年が経過したころに『歴史を風化させてはならない』と市民自ら思い直した流れを読み取れる。今後も記憶を語り継いでほしい」と語った。

 最後は日本に復帰した日の泉芳朗のあいさつを引用し、万歳三唱。奄美市名瀬の才田一男さん(84)は「戦争と復帰運動は生涯離れない記憶。若者には復帰の歴史を再認識し、しっかりと島を支えていってほしい」と話した。

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