
収穫作業が始まり、ギフト向けなどに箱詰めされる「帯広メロン」
帯広と芽室の農家4戸が栽培している「帯広メロン」の出荷が21日、始まった。販売元のキサキ糧穀(帯広市愛国町)に約50玉が集まり、箱詰めして小売店やギフト用に発送された。
マスクメロンの帯広メロンは、サーモンピンク色の果肉と爽やかな甘みが特徴。今年は積算温度が低く、生育が例年より数日遅いが、きれいな編み目で糖度15度以上に育ったメロンが出荷された。8月上旬に収穫・出荷のピークを迎え、昨年より1割多い約5000玉の生産を見込んでいる。
同社の鬼崎友宏社長は「糖度の上がり方がやや遅いが、味は例年通りにおいしい。適期を見極めながら収穫してもらって、出荷していきたい」と話していた。
価格は2玉で5000円前後で、今週末から店頭に並ぶ見通し。管内ではイトーヨーカドー帯広店やイオン帯広店などで取り扱っている。
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