全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

新たなツアーコース造成へ 奄美大島 ガイドらが研修会

役勝エコロードで露出している地層を観察する参加者ら=6日、鹿児島県奄美市住用町

 奄美・沖縄の世界自然遺産登録で奄美大島への観光客が増加する中、新たなエコツアーコースの造成に向けた研修会が6日、鹿児島県奄美市住用町であった。島内のエコツアーガイドら26人が参加し、同町役勝の「役勝エコロード」散策や座学を通して植物、生物、地学、歴史などの項目でツアーコースとしての魅力を探った。

 研修会は奄美大島エコツアーガイド連絡協議会、あまみ大島観光物産連盟の共催。自然環境や歴史文化を体験するエコツアーの需要が高まる中、世界自然遺産に登録された奄美市名瀬の金作原国有林と同水準のツアーコースを造成することで、金作原の観光利用過密化などを防ぐ目的。

 役勝エコロードは役勝川沿いの市道三川線(旧県道)の名称で、緩やかな傾斜のある全長2・2キロのコース。初めに実地研修があり、高校科学の教育職員資格を持つ笠利総合支所市民課の窪田真依子主査、奄美群島認定エコツアーガイドで植物に詳しい國宗弓穂さんが見どころを伝えた。

 窪田主査は約1億5000万年前に海底にあった地層が見られる場所を示しながら、奄美群島の成り立ちなどを解説。國宗さんは似ている植物の見分け方や、奄美で森林がどのように利用されてきたのかなどを紹介した。参加者は時折メモを取りながら熱心に聞き入っていた。

 住用公民館であった座学では、奄美海洋展示館の打和宏介学芸員が役勝川に生息する生き物について、住用町下役勝の元区長祷義夫さんが1919年の県道(現国道58号)開通以前の交通事情や暮らしについて講話した。

関連記事

帯広産ごろり「リアルメロンパン」 地元農家応援、名物商品に採用 はるこま..

 帯広市内のパン店「はるこまベーカリー」(栗原民也代表、西19南5)は、帯広産の希少な青肉メロン「キングメルティー」を使用した「十勝リアルメロンパン」を7月末ごろまで販売している。富良野産の赤肉メ...

荘内日報社

厳かに「火合わせ神事」 鳥海山頂の神火望見でき感激

 鳥海山の山頂直下と7合目の御浜、遊佐町吹浦の西浜海岸、酒田市の宮海と飛島で一斉に火をたき、火の見え具合で農産物の作況を占う「御浜出(おはまいで)神事」が14日夜、厳かに執り行われた。  同町の鳥海...

宇部日報社

課題発見、解決へアイデア 「日本一学生が活躍するまちづくりワークショップ..

奨学金制度改善や医学生の相談室  学生と宇部市が協働して市の事業を企画、提案する「日本一学生が活躍するまちづくりワークショップ」の第7回が16日、市役所で開かれた。学生は個人またはグループで...

マンゴーの季節到来 収穫期迎え出発式 徳之島天城町

 鹿児島県徳之島の天城町熱帯果樹生産組合(作山和久組合長)が主催するマンゴー出発式が16日、同町大津川の果樹園であった。同組合によると、2025年産は開花期の受粉の不良で小玉傾向にあり、生産量は...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク