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初春に最南端一周 波照間島走ろう会 46人完走

第22回島一周走ろう会」の参加者ら=2日、波照間小中学校グラウンド

 【波照間】正月恒例の波照間島走ろう会(登野盛龍代表)主催の「第22回島一周走ろう会」が2日、曇り空の下、開催された。小中学生や帰省中の人、キビ刈り援農隊や季節工員らも参加し、6歳から60代まで46人全員が波照間駐在所前を発着点に一周道路10㌔を完走した。

 今回はコロナウイルス感染拡大防止対策として、出場者は、健康状態が良好な人、観光客には、PCR検査の陰性証明を提示してもらった。

 今年もボランティアとして交通整理班と救護班があり、介護施設「すむづれの家」のお年寄りたちは給水を担当、沿道でパーランクーを叩き大きな声援を送った。 新春の風を受けながら、悠々と走った中学2年の佐事伊央里君が先頭でゴール、「思ったより良いペースで走れて良かった」といい顔をみせた。10分後にスタートした都大路全国高校駅伝大会で活躍した大仲竜平君(北山高校3年)は、前走者をごぼう抜きし、タイムでトップ、「高校最後の走ろう会は、楽しんで走れた」と笑顔で話した。

「第22回島一周走ろう会」で集落内を走る参加者ら=2日

 参加者の中には、孫との参加が3組もあり、小1、2年の孫たちはおばあちゃんより先にゴールして満足げ。島へUターンして15年ぶりの参加者や、高校1、2年生が快調に走る姿が目立った。  毎回参加している慶田本碧君(那覇西高校3年)は、大学受験前で練習ができず「想像以上に走れなかった。練習が大事だなあと思った。これまで走ろう会で毎年走れたのが良かった。これもあって、中学3年間も今も頑張れている。妹にも期待している。頑張ってほしい」と感想を話した。

 全員完走後は、お疲れさん会が行われた。正月のイベントとして定着し、島内をはじめ島外からの差し入れも多く寄せられ、子どもたちやスタッフ全員に配られた。子どもたちは、いつものご褒美のアイスクリームにも満足していた。 (波照間通信員)

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